■STOP熱中症
2024/07/30 【未分類】
この時期、気温が高くなるにつれ「熱中症」のリスクも上がってきます。
●梅雨明けこそ注意!
最高気温が25度を超える夏日を観測し始める5月から増え始め、7月がピークになります。
熱中症は夏だけの事故ではありません。春や初夏から発生しています。
わんちゃんの体もまだ暑さに慣れていないため要注意です。
●なぜ熱中症になりやすい?
(1)全身で汗をかくことができない
わんちゃんは全身に汗腺がなく、体温を下げるには浅く速い呼吸(パンディング)に頼るしかないため、人間よりも体温調節が難しいのです。
(2)毛皮を着ています
全身を被毛に覆われているわんちゃんは、夏の暑さに弱い犬種が多いです。
(3)地面に近いところを歩きます
体高が低いわんちゃんは、日中の地面からの放射熱の影響を受けやすいです。
特にアスファルトは要注意です。
●どんな状況で多い?
熱中症の発生場所は「散歩中・ドッグラン」「リビング」が多く見られます。
真夏日に散歩に出かけたり、炎天下を走り回っていたなど暑さ対策が不十分だったために、熱中症が発生しています。
リビングではわんちゃんだけの留守番中よりも、家族も在宅している時に多く発生しています。
成犬の適温は15~21度といわれるため、飼い主が快適に感じていても、わんちゃんにとっては体調を崩しかねない室温である場合もあり、室温管理に注意が必要です。
また、窓を閉め切った車内も予想以上に高温となるため、車内での留守番は絶対に避けるようにしましょう。
●熱中症はご家族の注意で防げる事故です。外出が増えるこれからの季節、温度管理・湿度管理に気を付けて、わんちゃんの熱中症を防ぎましょう。