■見落とさないで!愛猫の「寒い」サイン
2024/11/25 【未分類】
寒さが苦手なネコちゃん…飼い主さんも愛猫が寒くないか?快適に過ごしているか?気になる所だと思います。
今回はネコちゃんが快適に過ごしやすい温度や環境作りについてお伝えしたいと思います。
■そもそも何で寒さに弱いのか?
猫の祖先は砂漠出身の「リビアヤマネコ」です。
暑く水の少ない環境で暮らしていた事から、猫は寒さに弱いのではないかと言われています。
また猫は基本的に人や犬と比べると活発に動く動物ではないため、筋肉量が少ないです。
そのため体温が上がりにくい事も、寒さに弱いと言われる理由の一つです。
■寒い時のサイン
猫は寒い時には、「丸くなって眠る」「人に寄り添ってくる」「毛布やこたつに潜る」「毛を逆立て体をふくらませる」といった行動が見られる事が多いです。
●丸くなって眠る
体を丸めるのは外気に触れる体の表面積を減らして、熱が逃げていくのを少しでも防ぐためです。
またうずくまって寝ることで、自分の体に息を吹きかけて温める目的もあります。
●人に寄り添ってくる・毛布やこたつに潜る
猫は自分で暖かい所を探すのも得意なため、人の膝の上に乗って暖をとったり毛布に包まっている様子があれば寒さを感じていると言えるでしょう。
●毛を逆立て体をふくらませる
怒った時や驚いた時にも同じような仕草を見ることが出来ますが、寒い時にもこの現象が見られます。
こうすることで、毛と毛の間に空気の層をつくり体温が逃げないようにしているんです。
■寒さ対策
快適に過ごせる温度は25℃前後で湿度は50~60%がいいとされています。
湿度が低くても体調を崩しやすいので加湿器を使用するなどして、気温と合わせて気にかけてあげて下さい。
猫は寒さに弱い動物ではありますが部屋を暖め過ぎてもストレスになるため、注意が必要になります。
そのため少し気温が低い部屋も用意し、いつでも出入りが出来るようになっていると更にいいですよ。
●床を温める
猫のお腹は体の中でも寒さを感じやすい場所の一つです。
そのためお腹に接する床をカーペットや床暖などで温める事により、腸の機能が低下するのを予防する目的があります。
●ブラッシングをして血行をよくする
被毛に毛玉ができていると、毛を逆立てて体を温めようとしても空気の層ができにくくなり、寒さで体温が奪われやすくなってしまいます。
毛玉ができないようにブラッシングをこまめにして、皮膚の血行も良くしてあげて下さい。
●水飲み場やトイレを暖かく
部屋が暖かくても水飲み場やトイレが寒いと、行くのを我慢してしまう事があります。
そうすると尿路系の病気を引き起こす危険性が上がるため、この時期だけでも暖かい部屋に水飲み場やトイレを増やして用意してあげてみて下さい。
■まだまだ寒い日が続くので、是非ねこちゃんの「寒いサイン」覚えてあげて下さいね!