■冬だからこそ気を付けたい水分補給
2025/01/23 【未分類】
寒い冬は飲水量が少なくなる愛犬が多いですが、そのままにしておくと腎臓病などの病気や体調不良を引き起こす原因になることもあります。
冬は夏と比べると愛犬の飲水量を気にしなくなりがちですが、冬にも十分な水分補給が大切になります。
■水飲み場の見直し
まず給水器はどんなタイプの物を使用していますか?
多くの飼い主さんはボウルタイプかケージなどに吊り下げて使うボトルのタイプのどちらかと思います。
実はボトルタイプの給水器はワンちゃんが水を飲んでいるうちに疲れてしまい、十分に水を飲めないことが多いため、あまりおすすめできません。
できるならボウルタイプにしていただき、いつでも新鮮な水が飲めるようにしてあげて下さい。
●置く場所
シニア犬や関節痛がある場合は、頭を下げて水を飲む体制が辛いために飲水量が減ることもあります。
頭を下げなくても飲めるように台などを用意してあげるといいですよ。
■上手に水分補給をしてもらう工夫
普段から水分をあまり飲みたがらないワンちゃんもいるため、いつもの生活にちょっとした工夫を取り入れるのもおすすめです。
●ドライフードをふやかして水分量アップ
いつも食べているドライフードに水やぬるま湯を加えてふやかすことにより、水分を補給する事ができます。
もし食べてくれない時は、少量の水から加えるようにしてあげてくださいね。
●ウエットフードで水分補給
1日数回に分けているドライフードの1回を水分量の多いウエットフードに替えてみたり、混ぜてあげるのも効果的です。
ただし、ウエットフードは噛む回数が少なくなるため歯垢が溜まりやすくなるワンちゃんもいるので、デンタルケアにも気を使ってあげて下さい。
●美味しい水を作る
飲み水に愛犬の好みのニオイや味をつけることにより飲水量が増えてくれる事もあります。
犬用のミルクやササミの茹で汁などを加えてもらい、普通の水と飲む量を比べてみて下さい。
ただ味付きの水は、傷みやすいのとカロリーを気にしなければないので注意して下さいね。
■飲水量が減りがちな冬こそ、水分補給はとても大切です。
冬も愛犬がしっかり水を飲んでいるか、気にかけてあげて下さいね。