■猫の歯周病

2025/07/12 【未分類

●猫の歯の病気で最も多くみられるのは歯周病で、歯科口腔疾患の通院理由の半数以上を占めています。

歯周病は歯肉の赤みや腫れなどの歯肉炎に始まり徐々に症状が進行していきます。歯肉の炎症がすすむと歯周炎を起こし、歯茎からの出血や歯がグラグラする、抜けるなどの症状が見られます。

また、強い口臭やよだれ、痛みによる食欲低下なども見られ、さらに進行すると鼻水、くしゃみ、顔の腫れや膿が出るなどの症状が起こることもあります。

さらに口の中だけに留まらず、炎症を起こした部位から侵入した細菌が血流に乗って全身に運ばれ、心臓や腎臓、肝臓などで病気を引き起こす原因となる可能性があることも報告されています。

●歯周病がある場合に多く見られる症状を紹介します。

▼口臭がきつくなる

▼歯が黄色っぽく変色する

▼歯茎が赤く腫れる

▼よどれが多くなる

▼食欲低下、顔を触られるのを嫌がる

▼歯茎から血や膿が出る

▼歯がぐらぐらする、抜ける

▼頬から膿が出る

▼鼻水、くしゃみ

●治療法は主に歯石の除去、投薬、抜歯です。

歯石の除去や抜歯は多くの場合、全身麻酔下での処置になります。超音波スケーラーなどを用いて歯の表面や歯周ポケットをきれいにします。炎症の原因となる歯を抜くことで歯肉と歯の接触を防いだりします。

投薬による治療は、口腔内の細菌を抑えることで腫れや炎症などの症状を抑えます。

●理想の歯のケアは歯みがきです。

慣れないうちにやり過ぎると嫌になってうまくできません。少しずつ慣れさせていき、日頃からお手入れを行い、歯垢・歯石の付着を防ぐとともに、早めに口の中の異常を見つけてあげましょう。

(アニコム家庭どうぶつ白書より)

 
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